たがしゅうブログ
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糖質制限推進派のオンライン診療医が日常感じた出来事を書き連ねていきます.
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医療がビジネスに乗っ取られ続けている
2023年3月27日、「ウゴービ」という名前の新しい肥満治療薬が製造販売が承認されたとのニュースがありました。そして2023年11月15日に保険診療の中での金額が決まる薬価収載が決定し、2024年2月22日より実際に処方可能な状況となっています。肥満に悩む人は多いと思いますので、このニュースは多くの人にとってシンプルに朗報だと受け止められるかもしれません。ですが、私自身はこのニュースを「今の医療の歪みをすごく象徴する話
2023年3月27日、「ウゴービ」という名前の新しい肥満治療薬が製造販売が承認されたとのニュースがありました。
そして2023年11月15日に保険診療の中での金額が決まる薬価収載が決定し、2024年2月22日より実際に処方可能な状況となっています。
肥満に悩む人は多いと思いますので、このニュースは多くの人にとってシンプルに朗報だと受け止められるかもしれません。
ですが、私自身はこのニュースを「今の医療の歪みをすごく象徴する話」として受け止めています。
私が医師としてこの薬をどう評価しているかという話とは全く別次元の、非常に問題と感じていることがあるのです。
ただ、それを理解してもらうためには、少しこの薬にまつわる背景を説明する必要があります。
今回も少しややこしい話になってしまうかもしれませんが、なるべくわかりやすく伝えようと思います。
少しでも「今の医療にお任せしていたらよくない」という私の危機感が共有できればと思います。
まず薬には一般名と商品名の2種類の名前があります。
一般名とは純粋に化合物としての名称、商品名は製薬会社が恣意的に名付けた名前です。
そして、この「ウゴービ」という名前は商品名です。「ウゴービ」の一般名は「セマグルチド」と言います。
実はこの「セマグルチド」、今回初めて開発された薬ではありません。]]>
よくないと思うこと
2024-03-14T12:00:00+09:00
たがしゅう
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医学界は重層的に間違っている
一般的に医学研究を行う際のお作法として、研究の仮説を立てることの次に、真っ先に行うように求められるのが「先行研究を確認すること」です。自分が思いついた仮説をすでに検証した医学論文が世に出ていないか、あるいは全く同じ研究ではなかったにしても、似たようなアプローチを試みている医学論文はないか、まずしっかり確認するように指導されることが多いです。医学界においてはこの「前例踏襲主義」がまず強固です。かのア
真っ先に行うように求められるのが「先行研究を確認すること」です。
自分が思いついた仮説をすでに検証した医学論文が世に出ていないか、
あるいは全く同じ研究ではなかったにしても、似たようなアプローチを試みている医学論文はないか、
まずしっかり確認するように指導されることが多いです。
医学界においてはこの「前例踏襲主義」がまず強固です。
かのアインシュタインは有名な相対性理論の論文で引用文献を一切示さなかったというエピソードがありますが、
医学界ではそんな突拍子もないことは到底認められそうにない空気があります。
ただ前例踏襲と言えばイメージが悪いかもしれませんが、先行研究確認は先人への敬意を表す行為でもあり、
初学者にとっては自分がどのように研究を進めていくべきかを考える上でも大事なプロセスなので、
その「先行研究を確認する」という行為自体は悪いことではありません。
しかし医学界においてはもう一つ、「先行研究を疑わない」という不文律が強固に存在しているように思えるのです。]]>
よくないと思うこと
2024-03-07T10:45:00+09:00
たがしゅう
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事実と理論からワクチンを疑う
コロナワクチンは明確に医学の失敗であり暴走です。それを認めるところから始めないと、医学は医学でなくなってしまいます。ここに関しては私はどうしても譲ることはできません。単に新しい技術が嫌だからとか、逆張りしたいからなどの浅い理由でそう判断しているわけではありません。むしろ熟考の末に、この結論に至っています。しかしコロナワクチンを推進していた人達もある意味でワクチンが有効だと思い込まされていた被害者だ
コロナワクチンは明確に医学の失敗であり暴走です。
それを認めるところから始めないと、医学は医学でなくなってしまいます。
ここに関しては私はどうしても譲ることはできません。
単に新しい技術が嫌だからとか、逆張りしたいからなどの浅い理由でそう判断しているわけではありません。
むしろ熟考の末に、この結論に至っています。
しかしコロナワクチンを推進していた人達もある意味でワクチンが有効だと思い込まされていた被害者だから、
そういう人達をいたずらに批判するのもよくないと思っています。
今回はなぜ私がワクチンが失敗だと考えるのか、その重要な部分についてできるだけ簡潔に説明してみます。
私がワクチンを失敗だと考える最大の理由は、「ワクチンを失敗だと仮定すると、今まで自分がさんざん考えてきたことと論理的に整合性が取れるから」です。]]>
ワクチン熟考
2024-02-29T12:45:00+09:00
たがしゅう
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こんなにも歪んでいるのにまだ信じるか
この期に及んで、コロナワクチンの有害性について指摘すると、「陰謀論」だと言って馬鹿にしてくるような人は、はっきり言って現実を直視していないと私は思います。だって、日本ではコロナ元年の2020年には例年よりも死亡者は減少しているし、コロナワクチンが始まった2021年から死亡数はうなぎ登りに上がっていき、水増しされたコロナ死者数でも高齢化でも全く説明ができないし(これについてはYouTuberの藤江さんの動画が群を抜
「陰謀論」だと言って馬鹿にしてくるような人は、はっきり言って現実を直視していないと私は思います。
だって、日本ではコロナ元年の2020年には例年よりも死亡者は減少しているし、
コロナワクチンが始まった2021年から死亡数はうなぎ登りに上がっていき、水増しされたコロナ死者数でも高齢化でも全く説明ができないし(これについてはYouTuberの藤江さんの動画が群を抜いてわかりやすい)、
相関関係とは言え、ワクチン接種と死亡数の波が見事に連動しているし、しかも1回や2回ではなくワクチンを打つ度に連動しているし、
よく見ればワクチン接種の方が死亡者数の波より少しだけ先行しているし、
ワクチン副作用について検討する厚生労働省の専門部会はα(因果関係が否定できない)、β(因果関係なし)、γ(因果関係不明)という不自然な3つのカテゴリーを準備し、
3年以上時間をかけても99%以上がγ判定(因果関係不明)のまま処理され続けるという無能っぷりを披露しているし(そのくせβ判定の因果関係なしの方だけはなぜか断定してくるし、βとγの違いも理解できないし、α判定もしぶしぶ認めている感じがありありだし、そのα判定が出ても何も変わらないし)、
とにかく、あらゆる状況がコロナワクチンがとんでもないワクチンであることを示しています。]]>
よくないと思うこと
2024-02-28T18:00:00+09:00
たがしゅう
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後戻りできない歪み構造に気づいて離れよう
政治家の裏金問題がすごいムーブメントになっていますね。あまりにもひどい政治のありよう有り様に、皮肉にもかえって興味を惹きつけられてしまい、日頃は見ない国会中継を見たりなんかして、総理大臣をはじめとした大臣達のあまりにもひどい国会答弁に辟易としています。私は与党議員のふるまいがほとんど詐欺師のように思えてなりません。国が良い方向に向かうためにどうすれば良いのかを議論しているのではなく、いかに自分達の
あまりにもひどい政治のありよう有り様に、皮肉にもかえって興味を惹きつけられてしまい、
日頃は見ない国会中継を見たりなんかして、総理大臣をはじめとした大臣達のあまりにもひどい国会答弁に辟易としています。
私は与党議員のふるまいがほとんど詐欺師のように思えてなりません。
国が良い方向に向かうためにどうすれば良いのかを議論しているのではなく、
いかに自分達の利権を保持するために野党の追求や国民の疑いの目をあざむくかに終始しているようにしか思えません。
なぜそう思うかの根拠はたくさんありますが、一例を挙げれば「物価高に負けない賃上げ」や「過去最大の税収の国民への還元」を謳いながら、消費税減税の話は議論の俎上にさえあげないし、
インボイス制度は事実上の増税で、自分達は裏金の疑念が払拭できていない状況だし、過去最大の反対署名が集まっている状況にも関わらず、見直しの動きさえ見せないし、
最近では子育て支援金と銘打って、医療保険料の増額を大した議論もなくしれっと決め、成し遂げられるかどうかも定かではない賃上げ(過去のデータから考えれば達成されない見込みが高い)の意義込みだけで「金額は相殺され実質的な負担は生じない」と無責任な発言を繰り返しています。
それっぽいことを言えば国民は騙されるとたかを括っているのかもしれませんが、もう誰が聞いてもおかしいことを言っているレベルまで至ってしまっているのに、まだ必死にごまかしの答弁を言い続けています。
なぜ裏金の疑いがある議員に税務調査に入らないのかと問われた国税局も「個別の事例へのお答えは差し控えますが、あくまで一般論として」という形式的な答弁を繰り返す様子を見るにつけ、
「あぁ、これはもはや組織ぐるみの大犯罪となってしまっていて、誰も引き返せないレベルにまで歪み切ってしまったんだな」ということを絶望感とともに思い知らされ続ける日々です。]]>
よくないと思うこと
2024-02-26T16:25:00+09:00
たがしゅう
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