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放射線が人体へ及ぼす影響を熟考する

category - 放射線に関すること
2021/ 03/ 18
                 
ブログ読者のあっぴさんから次のようなコメントを頂きました。

震災から10年が経ちます。
私は宮城出身で、震災の時に親戚、友人、知人がとても辛い思いをしました。
震災の年に子供を出産しましたが、東北で子育てをしてはいけないと皆に言われ、山梨で子育てをしています。
東北では学校給食が放射能基準値を超えていたり、子供達の健康が良くなかったり、癌や白血病になる人達が増えているそうです。私の父親も宮城にいて白血病になりました。
放射能について、先生のお考えをご教授頂けると有難いです


強い放射線被曝を受けると健康被害が生じることは医学的に明らかです。

例えば、がんなどでの放射線治療後の急性肺障害として、放射線を当てた部位にピンポイントで発生する「放射線肺臓炎」という病態があることも医療の中ではよく知られています。

一方で最近、5Gとコロナとの関連についての情報も読者の方から頂きましたが、スマートフォンの使用に伴って電磁波が発生しており、これが何らかの健康被害をもたらしているのではないかという不安の声を聞きます。

これに関しては専門家界隈でも賛否両論があり、それぞれポジショントーク的な側面もあり、それぞれの発言を必ずしも鵜呑みにできなかったりします。これに関しては是非とも自分の頭で考えて判断していく必要がありそうです。

今回は目に見えない「放射線」が人体に及ぼす影響について、事実重視型思考で考えてみたいと思います。
            

まず、最初に言葉の定義や基礎的な事実から確認していきます。

「放射能」とは放射線を出す能力、すなわち「放射性物質が放射線を出す強さ」の意味です。そこで「放射線」というものについて詳しく確認していくことにしましょう。

「放射線」とは「原子」というミクロなレベルの世界で発生している現象で、ある「原子」が不安定な状態から安定な状態へ変化する時に発生させられる物質粒子のことを言います。

「原子」は原子核と呼ばれる粒子部分と、その周りを回る原子核よりもずっと小さな「電子」から構成されています。ちょうど地球とその周りを回っている月のような関係です。


(※画像はこちらのサイトから引用)

そしてこのたとえで地球に相当する「原子核」はさらに「陽子」と「中性子」の2つで構成されています。


(※画像はこちらのサイトから引用)


地球と月が引力で絶妙なバランスを保っているのと同様に、「原子核」と「電子」も互いに引き寄せ合う力が働きその安定的な状態を保っています。

地球と月が引き合う力は「万有引力」と呼ばれるのに対し、「原子核」と「電子」の間で引き合う力のことは「ファンデルワールス力」と名付けられています。

名前も違うし、サイズ感も天と地ほど違っていますが、本質的には同じ現象が起こっていると考えてよいと思います。

さて、普通は「原子」というものは、「原子核」を構成する「陽子」と「中性子」の数と、それと電荷的に等価となる「電子」の数が、その「原子」として最も安定する状態で存在しているのですが、少数ながら不安定な状態のまま自然界に存在するということがあります。

例えば放射性物質としてよく知られているセシウムという「原子」は「陽子」は55個と決まっていますが、「中性子」の数は57個から96個まで様々なものがあります。

そのうち、最も安定な状態は「中性子」の数が78個の「セシウム133(陽子55個+中性子78個=133)」だということがわかっています。

何らかの原因でセシウムの「原子核」内の「中性子」の数が78個ではない状態になると、「原子」的に最も安定的な状態へ変化します。

この変化のスピードは多くの場合短時間で、その結果、自然界には最も安定的な「原子」だけがその「原子」の割合の大部分を占めているわけです。

しかし中には、この不安定から安定に戻るまでの時間がやたらと長いパターンがあります。その一例が「中性子数」が80の「セシウム135」です。その理由にも難しい理屈が存在するようですが、ともあれそのようになかなか安定状態へと変化しない不安定状態の「原子」のことを、「長寿命放射性物質」と呼んだりします。

この「長寿命放射性物質」を発生させる何らかの原因の一つが原子力発電で、原発事故後に環境汚染が問題になるのはこれらの物質が、半減期という放射性物質が体内に取り込まれて半分の数まで減衰するまでの時間が何百万年とか何千万年レベルのものがほとんどであるからです。

何百万、何千万年にもわたって身体の中で放射線を発し続けるともなれば不安に感じるのも無理もありません。そしてこの放射線が発がんの原因にもなるとも言われればなおさら怖いですよね。

しかしながら「放射線」による健康被害には「確定的影響」と「確率的影響」とがあると言われています。

つまり「確定的影響」とは「一定のボーダーラインを超えて放射線を被曝すると必ず出て来る健康被害」で、「確率敵影響」とは「一定量の放射線を受けたとしても、必ずしも影響が現れるわけではなく、放射線を受ける量が多くなるほど影響が現れる確率が高まるとされている健康被害」です。脱毛や白内障が前者の例で、発がんに関しては後者だとされています。

そして「確率的影響」は放射線の量が多くなればなるほど、その健康被害の確率が上がる「であろう」とされているだけで、実際には少なくとも単純な相関関係にあるかどうかは実証されていない模様です。

また、不安定状態から安定状態に変化する時に発せられるのが「放射線」だと言いましたので、そんな風になかなか安定状態に至らない原子から発せられる放射線はたかがしれているのではないかという可能性があります。

一方でこれだけ放射線の問題が取り沙汰されているのに、そんな理由で「放射線は問題ない」と結論づけるのも根拠が浅すぎるように思います。もう少し考えてみましょう。

冒頭の「放射線性肺臓炎」をきたす場合の放射線というのはどういうものかと言いますと、放射線治療目的で人為的に放射線を発生させる装置から発せられる放射線です。

これは自然界で不安定物質から安定物質に変化した際に発せられる放射線と比べると規模が全く異なります。

例えば、リニアックという放射線治療に用いる放射線発生装置は、400万ボルトとか1000万ボルトといった高電圧を使って「陽子」を加速させて、強大なエネルギーを持った「陽子」を正常組織にぶつけるというすさまじい人為を加えています。

放射線による「確定的影響」を受ける場面は、こうした人為的な放射線を受けた場合でしか観察されていません。

かつて広嶋を襲った原子爆弾もこうした人為的放射線の最たるものだと思いますし、原子力発電所の中で行われている発電作業も強力な人為を加えて、自然界ではありえない放射性物質の変換を起こしていることによるものだと思います。

ただ、原発事故後の放射線についてはそうした強力な人為的作業が停止した後の現象によってもたらされているものなので、基本的には先程述べたような「不安定状態から安定状態へと推移する」という自然の規則に沿っているはずです。

従って、私達が一般的に心配するような「放射線」の影響を考える場合は、「強力な人為が加えられた後の自然界で、自然の摂理に従って発生する放射線が健康に与える影響」のことを考える必要があると思います。

ここから先は理屈で考えるよりも実際に起こった現象で考察する方が説得力を持つと思いますので、

1986年4月26日に原発事故を起こして放射性物質が周囲に広まってしまったチェルノブイリが今どのようになっているかに関する情報をみてみましょう。

一言で言えば、チェルノブイリは事故後に住む人がいなくなりゴーストタウン化した後にどうやら野生動物の楽園になっているようなのです。

放射線の影響は人間だけではなく、動物にも同様に影響がもたらされると考えるのが自然ですから、

今その野生動物達が普通に暮らせているということは、少なくともこの原発事故後の環境変化によって、脱毛や白内障などの「放射線」による「確定的影響」はもたらされていないと考えるのは妥当でしょう。

もしも脱毛が起こっていたら見た目にもみすぼらしいはずですし、白内障がなければ五感重視の野生動物が生態系を維持すること自体難しいわけですが、情報をみる限りは普通の野生生活を営んでいるようであるからです。

かたや「確率的影響」の代表格である発がんが野生動物に起こっているかと言われたら、未確認としか言いようがないでしょう。誰かがチェルノブイリで一匹一匹の野生動物に精密検査を行わない限り知り得ない情報です。

勿論、人間のデータとしてチェルノブイリ原発事故後にがんの症例が増えたとする報告もあるわけですが、こういう話には往々にしてバイアスがかかっていることを認識しなければなりません。

医者側の立場からすれば、「放射線の影響があるから発がんしているかもしれない」と思いながら患者をみるのと、そうした価値観がない状態で患者をみるのとでは、がんの発見率はまるで変わってきます。

「その目で見ないと見えないものがある」という言葉もありますが、逆に「その目ばっかりで見ているとそれしか見えなくなってしまう」ということでもあるのです。

これはがんが増えたというよりも、目線が鋭くなって、従来であれば見逃されていたであろうがんが鋭敏に検出されるようになっただけという見かけのがんの増加である可能性が否定できません。

この構造は日本の福島原発事故後にこどもの甲状腺癌が増えたとする報告にも通じるものがあります。その目で見れば甲状腺癌は見つかりますし、場合によってはグレーゾーンも甲状腺癌だと確定的に扱われている可能性さえあります。

そしてあともう一つ、「放射線で発がんするかもしれない」という概念そのものが、その地で住むことに対して慢性持続性ストレスを与え続けることになります。

このストレスの影響は無視できません。なぜならば、概念が変わらない限り永続的に影響を与え続けるものであるからです。

そして私が何度も主張しているように、ストレスはがん化につながります。このこともがんが増える原因に十分なりえるということです。

そうした前提を踏まえて、私が疫学的データをみる限り、原発事故後の発がんの増加はとても放射性物質の影響を受けているとは思えない程の増加幅だと思います。

むしろ福島地域に在住していても発がんの影響を受けていない人の方が圧倒的大多数ではないかと思います。

これは「放射線」の影響が「確率的影響」だから、全員が全員、発がんが起こっていなかったとしても不思議ではないと解釈すれば現実と矛盾を生じていないことになりますが、

それにしても『「放射線」による「確率的影響」としてもたらされる発がんの割合はそれほど大きなものではない』ということを、チェルノブイリや福島原発事故後の客観的状況から見て私は思います。


ところで、この構造、何かにそっくりだと思いませんか?

見えない恐怖に怯え、全員がその恐怖のえじきになるわけではなく、全体の中で少数ながら実際に大きな健康被害に見舞われてしまう、しかもそこに不安・恐怖によるストレスが密接に関わっている、という構造です。

そうです。コロナ騒動と「放射線」の問題は、本質的には同じ構造を秘めているように思えるのです。

もしもそうであるならば、私達は問題の本質を見誤ってしまっている可能性があります。

この問題、もう少し深掘りしていく必要がありそうです。

今回の記事ではまだ「電磁波」についての考察が出来ておらず、実はこれについても重要な気づきがあったのですが、

説明するのが長くなりそうなので、ひとまずこの辺りで区切り、続きは次回に回すことにします。


たがしゅう

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コメント

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No title
 「放射能」についてですが、体内に取り込まれた放射能の中には影響が大きいものがあります。それは放射性のヨウ素です。

 放射能はたがしゅう先生の記事にあるように特殊な原子です。
 通常はかなり大きな原子ですので、体の成分に使われることは考えにくいものが多いのですが、ヨウ素だけは甲状腺というとても小さな器官で集中的に使われます。
 記事にあったセシウムは周期律表からはカルシウムと似た原子なので骨等に使われると書かれた論文を読んだことは有りますが、自分的には信じられないですが、一応真実として話を進めます。
 もしも同量(原子の数的に)の放射性セシウムと放射性のヨウ素を取り込み、それぞれ骨と甲状腺で使われたとすると、甲状腺における放射性ヨウ素の濃度は、骨におけるセシウムの数千倍になるはずです。
 ですから、放射能汚染による甲状腺異常は起こりやすく、放射性ヨウ素を薄めるためのヨウ素剤の配布が放射能汚染対策の一つになっています。

 なお、放射性ヨウ素の半減期は1週間ほどと短いので一か月もすれば100分の1程度にさがります。長期的な影響は先ずないと考えられます。
ジャーナリスト大沼安史さん
こんにちは。

ふと、以前目にした情報を思い出しました。真偽は私にはわかりませんが、既にお亡くなりになった大沼安史さんと言うジャーナリストが集団ストーカーと言う(電磁波での攻撃)被害に遭われておりsosを発信されていたブログです。

机の上の空 大沼安史の個人新聞
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/


Re: ジャーナリスト大沼安史さん
一読者 さん

 情報を頂き有難うございます。
 
 少し拝見しましたが、やや一方的な内容に感じられました。
 強い被害意識は身体のストレス反応を高め、実際に著しい身体症状をもたらすという構造が交通外傷の領域でもよく観察されますので、その延長線上で理解できる話なのではないかと私は思います。
Re: No title
タヌパパ さん

 コメント頂き有難うございます。

 ヨウ素が甲状腺や骨に取り込まれやすいという事実は確かにありますね。
 それ故にバセドウ病(甲状腺機能亢進症)や一部の甲状腺癌の治療法として、「アイソトープ療法(放射性ヨウ素内服療法)」というものが実際に医療の中で行われています。放射性ヨウ素を薬として取り入れさせることによって甲状腺を人為的に破壊しようという目的があります。

 私自身はこの治療法での直接の診療経験はないので実感はないのですが、この治療を受けた患者さんの甲状腺機能が低下する現象は観察されているようですので、少なくとも放射性ヨウ素の甲状腺細胞に対する影響は確かにあるのであろうと思います。

 ただ問題は放射性ヨウ素を内服薬で取り込むのと、汚染環境からの大気曝露、あるいは放射線汚染を受けた食品を摂取することでの内部被爆を受けるのとで、影響を同等と考えてよいのかという点です。私は自然界に放たれた放射性物質は自然の摂理に従って動き、その自然の摂理の中で生まれる放射線の影響はさほど大きなものとならないのではないかと考えています。言い換えれば人為性の高い放射線を受けるかどうかが健康被害に大きく関わってくるのではないかと思っています。
たがしゅう先生、お忙しい中、放射能に関するお考えを書いて頂きありがとうございました。
震災があってからは、子連れの里帰りは大変でした。水は持参、食べ物は全て東北以外の物で、里帰りする度にかなりストレスが溜まっていたと思います。
震災から数年経っても、子供には放射能が入っている食物は絶対食べさせたくないと必死になっていました。
親というのは時に悲しい生き物だと思いました。子供を守るという事で、過剰に放射能に反応していたと思います。私の父親が白血病になったのも、過剰なストレスが影響していたかもしれません。
これからも糖質制限をしつつ、皆が健康でいられるよう自分自身で考えて行きたいと思っています。





Re: タイトルなし
あっぴ さん

 コメント頂き有難うございます。

 私も今回はじめて整理した考察なので、不十分な点もあるかもしれません。
 しかしコロナと同様、見えない恐怖に心身を歪められることなく、ニュートラルに放射能を理解することの手助けに少しでもなれば幸いです。
No title
たがしゅう先生

レスポンスが遅くて申し訳ありません。遅れたのは依然読んだ参考書物を探していたためです。
書物名は『「反原発」の不都合な真実』、著者は藤沢数希さんで新潮新書の一冊です。
題名から分かると思いますが、3.11以降に書かれた原発擁護の立場で書かれた本なので、読んで気分を害される方の方が多そうな内容ですが、内容は数理的で論理的です。

以下に、幾つか抜粋します。(なお読みやすくするために少し変えています。)

放射線の健康被害に関して使われているモデルは「1シーベルト被曝すると5%の確率で放射線を原因による癌で死亡する。そしてこの危険率は被爆量に比例する」・・・。

この簡単なモデルは、広島・長崎の原子爆弾の生存者のデータから作られています。

現在のところ200ミリ・シーベルトより上では、癌の発生確率は放射線量に比例して増えると確かめられていますが、・・・・・100ミリ・シーベルト以下では、健康被害があるという証拠は何も見つかっていません。
(注)安全だという証拠もないことにも言及されています。(以上49~53ページ。)

国連調査委員会による、チェルノブイリ原発事故20年間の被害報告では、事故直後の高濃度の放射性ヨウ素に汚染されたミルクなどを摂取した子供など4000人程の甲状腺癌が見つかり15人が死亡。このほかに事故の緊急作業に従事し、急性放射線症やその後の癌でなどで50人ほどが死亡・・・・それ以外の放射線による健康被害は2008年時点では見つかっていない。(62ページ)

甲状腺癌は稀な癌で、通常1年の間に100万人に数人程度の癌です。これが放射線ヨウ素の汚染により10万人に数人にまで増えた。(63~64ページ)

以上は数理的な情報で、当時、確かめた限り正しそうです。
自分がこの本で注目したのは、下記の著者の主張的な部分です。

多くの放射線医学の研究者が、生物は多少の放射線に対しては自己修復力があり、放射線被害については閾値があると主張しています。・・・・人間で「閾値」証明するのは、むずかしいというか不可能です。・・・・・悪魔の照明・・・・・。(54~55ページ)
僕は、福島の人たちに放射能の健康被害が確認される可能性は極めて小さい・・・・むしろコミュニティの崩壊や屋、長期的な避難生活によるストレス・・・・の方がはるかに深刻でしょう。(68ページ)

今回のコロナ騒ぎも、コロナ自体の被害よりも、自粛を根源としたストレスの方が遥かに人を殺しているように思います。経済的な問題もあるでしょうし、ストレスが自己修復能力を低下させるように思えて仕方ないからです。
長文、失礼いたしました。

Re: No title
タヌパパ さん

 情報を頂き有難うございます。

 結論としてはストレスによる影響を問題視しているという点で私と共通する所があるようですね。
 
 ただ数理的な情報が信頼できるかという点に関しては私は慎重派です。
 例えばシーベルト(Sv)という単位は「実効線量」といって、放射線の人体へもたらされる影響の度合いを示していますが、「放射性物質が1秒間に崩壊する原子の個数」を意味する「ベクレル」と違って、その数値の測定の精度に対する客観性に関しては疑問の余地が残ります。

 極めて客観的な数値である「ベクレル」を「シーベルト」に変換する際に「実効線量係数」という国際放射線防護委員会(ICPP)が定めた定数をかけ算するようなのですが、「乳児」「幼児」「少年」「青年」「成人」といったカテゴリーでその数値に若干違いがあるものの、そのようにカテゴリーでひとくくりにされるような方法で算出されるシーベルトに、果たしてどのくらいの妥当性があるかという点について疑問が拭えません。つまり、シーベルト自体にがんとの比例関係があったとしても、そのシーベルト情報自体を鵜呑みにすることはできないということです。

 原発事故後に甲状腺癌の発見率が増えたという数値データに関しても、ブログ記事の中でも触れましたように、そこに「甲状腺癌があるかもしれないと思って検査するかどうか」という視点の違いがある点は数値には反映されません。しかし数値だけで判断してしまうと、その非数値的な要素によるデータへの影響を見過ごしてしまうことになりかねません。

 感染症の専門家がコロナに関して必ずしも妥当とは思えない判断を下すという事実がおおいに観察されたと思います。それというのも科学的思考の名の下に数値情報に支配されてしまっていることがおおいに関係していると私は考えています。事実、数値に支配されているからこそ、欧米では感染大爆発と受け止めてしまったり、日本にはファクターXがあるという理論に説得力がもたらされてしまったりしています。実際数値よりも中身を精査すれば、日本であろうと欧米であろうとほとんどの重症者は高齢かつ基礎疾患持ち、つまり悪くなるべくして悪くなっている人ばかりです。本質的には国家間で差はないと私は考えています。

 放射線の領域についてもこれと同じ構造があったとしても全く不思議ではありません。専門家の数値的解釈にいたずらに左右されることなく、本質を見過ごさないようにしていきたいと思います。
No title
たがしゅうさま、こんにちは。

お忙しいところブログ内容ご確認、ご返信頂きましてありがとうございます。お礼が遅くなりまして大変失礼いたしました。

特定非営利活動法人テクノロジー犯罪被害ネットワークのサイトを見ると電磁波被害を訴えている方は結構おられるようですが…。私は技術的にも可能なことだろうと思うので、被害に遭うことも、また遭ってもなかなかまともに取り合って貰えないだろうことの両方に怖さを感じました。