2019年07月

        

南鹿児島さくら病院の皆様へ

category - ふと思った事
2019/ 07/ 31
                 
本日で2年余りお世話になった南鹿児島さくら病院での勤務は終了となります。

今回は極めて個人的な内容になり恐縮ではございますが、

直接関係のない読者の方々にも役に立つことがあるかもしれませんので、

この場を借りて、この病院で働いて感じた率直な気持ちと職員の皆様への感謝の気持ちを書き記しておこうと思います。
            
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もしも私がALSだと言われたら

category - 自分のこと
2019/ 07/ 28
                 
不謹慎だと思われるかもしれませんが、あえて書きたいと思います。

私がもしも筋萎縮性側索硬化症(ALS)だと診断されたらどうするか、についてです。

皆さんはALSという病気のことをご存知でしょうか。

徐々に全身の筋肉を動かす神経細胞が死滅していく原因不明の神経難病です。

手足はおろかしゃべる筋肉、呼吸をする筋肉、最終的には目を動かす筋肉までも動かせなくなり、全く動くことができず、

しかしながら意識は明瞭に保たれたままとされる生活の質を著しく脅かす難病中の難病です。
            
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主体的な患者にとって苦難の時代

category - 主体的医療
2019/ 07/ 19
                 
ぼちぼち私の南鹿児島さくら病院での勤務が終わろうとしています。

たいていの私の担当する患者さんは、いつもの薬をもらうために通っている患者さん達がほとんどなので、

後任の医師へ引き継ぐ場合もそれほど苦労はありません。「病状は安定しているので、よければ同じ処方を続けて下さい」ですとか、「時々血液検査を実施して下さい」といった具合になります。

ところが、中に私の診療を希望して遠方からわざわざ訪れた患者さん達を引き継ごうという時に難しいと感じる場面があります。

なぜならば私の診療に対するスタンスと他の医師のスタンスは大きく異なるからです。
            
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「発がん性物質」熟考

category - 素朴な疑問
2019/ 07/ 13
                 
がん発生の要因に糖質過剰が深く関わっていることに疑いはないのですが、

一方でそれだけでは全てを説明しきれないと私が考える一つの根拠となっていたのは「発がん性物質」と呼ばれるものの存在でした。

例えば実験動物などに強力な発がん性物質を与えれば、糖質とか関係なしにがん細胞を人為的に作り出すことができるという事実があります。

ということは、いくら糖質制限を行った所で、それとは関係ないところでがん化を促進させる全く別のメカニズムが存在するということになります。

そもそも「発がん性物質」とは何なのでしょうか。

そんなことを考えていた時、Medical Tribuneという医療情報サイトで次のような記事を見かけました。
            
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医療への意識を変えるために私ができること

category - ふと思った事
2019/ 07/ 11
                 
先日の縁起でもない話をしよう会で与えられた宿題、

「国民の医療への意識を変えるために私達一人ひとりに何ができるか」について改めて考え直してみたいと思います。

少しおさらいをしますと、夕張市の医療再生モデルの特徴は、

自分たちで何とかしようという意識が半ば強制的に醸成され、またそれを支援する医療システムが速やかに構築され、

さらにもともと地域のつながりが強固であったことが、うまくいった大きな要因であったであろうと思われます。

それをもし、今自分たちが住む地域で再現するとすれば、私に何ができるでしょうか。
            
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